私はお芝居が好きで、その関係の友人がたくさんいます。
この旅行は、その仲間内でチャットをしている時「台湾屋台グルメツアーに行きたい！」というという私の突然の提案に、周りの人達が巻き込まれたというわけです^^;
メンバーは東京から２人、大阪から２人の計４人。日程と時間を合わせてそれぞれ飛行機とホテルの手配をして、現地で落ち合う作戦でした。

さて、なぜ台湾でなく香港になったのか？・・・
それは台湾で大地震があったからです。
出発の１０日前だったから、キャンセルの期限ぎりぎり。
東京組はＪ社でキャンセルはＯＫ。さすが大手。
大阪組はＨ社だったのですが、キャンセル処理が難航^^;
元々「飛行機とホテルの手配」という形の契約なので、「飛行場とホテルが無事なら問題はない」というのがＨ社の言い分です。
その理屈もわかりますが、あの惨事の後に旅行に行くというのもひどい話。
交渉の末、香港旅行に振り替えるという事と、わずかなキャンセル料を支払う事でなんとか収まりがつきました（やれやれ^^;）
東京組も安かったＨ社で香港旅行を手配。
そんなこんなで、幸先の悪いスタートを切ったこの旅行ですが、現地では思いの外楽しい時間を過ごす事ができたのです。

初めての海外旅行

初めての海外旅行と言うことは、国際線も初めてということで（当たり前^^;）機内食は今回の旅行の楽しみの一つでもあります（笑）
飛行機はノースウェスト航空・・・

ノースウエスト（羽田ー香港）のお食事メニュー
・ドリンクサービス（ビール、ワイン、ジュース、コーヒー等から選択）
　おつまみ付き（お代わりＯＫ）
・ランチ（チキンorうなぎ）
　私が選んだチキンはボイルされたチキンが載ったパスタ。
　茶そば、マンゴープリンがあったけど他は忘れた^^;
・食後のドリンクサービス
・デザート（ハーゲンダッツのアイスクリーム^^）
以上！

私は何でもたくさん食べる方なのだが、おなかは結構満足。
しかもエコノミーなのにお代わりオッケーなんて・・・（感涙）
しかし、この「遠慮のないお代わり技」を習得したために、帰りの便ではひどい目に遭うことになるのだが^^;・・・

香港空港に着くと現地の係員が迎えに来ていました。
現地の係員は、チューヤンそっくり（「進め！電波少年」を見ていない人ごめんなさい--;）
彼は"Dick"と名乗っていたが、私の中で彼はもうチューヤンでした^^;
マイクロバスで向かったホテルは尖沙咀にある九龍酒店（カオルーンホテル）。
酒店とか大飯店が、「お酒の販売店」や「大きいレストラン」ではないことを、今回の旅行で初めて知りました（笑）
笑い事ではありません、普通の人は絶対知らないと思います^^;
両替を済ませて、大阪組と合流。いざ香港島へ！

現地で初めて口にしたものは・・・

香港島に渡るのには連絡船を使います。
これがまた安い（日本円で２０円くらい^^;）
料金を払って乗り場にはいった正面に「生ジュース屋」を発見！！
「これぞ噂に聞いた生ジュース屋ではないか！」香港に来て生ジュースを飲まない手はないでしょう。
ということで、夢にまで見たスターフルーツのジュースを注文・・・
んぐ・・・
んぐ・・・
（ん？？ん？？^^;）
んぐ・・・この青臭い風味はいったい何？？
香港に着いたら絶対飲みたいと思っていたこのジュースは、とてつもなく不味かった--;
ブツブツ文句を言っている私を後目に、他のメンバーはそれを避けて注文したようだ^^;
食生活の先行きを不安にさせる出来事だったが、この後は意外にヒットが続くのだ。

足ツボマッサージと趙薇

さて、私が香港に持っていたイメージとは・・・

・銀座のように立派な建物が整然と並んでいる。
・モデルのようなきれいなお姉さんしかいない（＜すごい偏見^^;）

いったい、どこから仕入れたのか（笑）
変な思いこみで固められていた私の既成概念は、尖沙咀に着いて数分で粉々になった。
渋谷を歩いている時とおおよそ変わりなく、私をがっかりさせたのです。
（当たり前だ。そんなに都合のいい街があってたまるか^^;）

さて、食事を済ませて、８時くらいだっただろうか・・・
当初から計画に入っていた足ツボマッサージのお店へ行きました。
足をブクブク泡の出る桶に付けてＴＶを見ていると、美しい人が出ているではないか。
「なんだ、さすがに芸能界には美人が多いなぁ」
などと思って見ていたのが、「還珠格格２」だったわけです。
これぞまさに運命の出会い（どこが？^^;)

おもちゃ屋でのすれ違い

２日目、佐敦をうろうろする・・・
おもちゃ屋でガチャガチャを見つけました。
珍しいカードのガチャガチャです。「おっ、この写真の子可愛い。ちょっくらやってみるか」
２枚購入したこの商品・・・これはこのＨＰの趙薇関連商品でも紹介している「還珠格格カード」だったのです。
しかし間抜けなことに、この時点では前日見たＴＶと同一人物だとは、全く気づいていませんでした^^;

市場は活気があって楽しい

さて、市場の見物に出かけました。
果物や野菜、魚まで売っている。見たところなかなか安い。
ただ、この時期で気温は２８度以上。炎天下で氷も無しに魚を扱うのはどうかと思う^^;
周囲には酸っぱい腐敗臭が充満していたのだが、本当に大丈夫なのだろうか？

次に女人街・・・
特に何を買うわけでもないが、女人街と言うからには若い女性が喜ぶような物が並んでいるのだろう。
屋台は活気があってとても楽しい。
そこで出会ったのが「還珠格格２」のポスター・・・
ひやかしのつもりで私は「１も見てないのに２を見てもねぇ・・・」と文句を言っていると、お店のおばさんが「還珠格格」のＢＯＸセットを奥から持ってきた。
３００ドルだとおばさんは言う。
２４枚のＶＣＤで４５００円・・・１枚２００円以下だ。日本で考えれば破格の値段です。
しかし屋台では値切るのが作法だと聞いたことがある＜ウソ^^;
「ディスカウント」と下手な英語で交渉を始めると、おばさんは２５０でどうか？という・・・結局２００で交渉成立。
するとおばさんは奥から「還珠格格２」のＢＯＸを持ってきた（笑）これは３００で良いという。
・・・さて、ここで私は考えた。
はっきり言ってこの「還珠格格」なるもの、いったいどんな内容か知らないのである。
足ツボマッサージのお店で見たといっても、ほんの数分にすぎない。
そんな物に合計５００香港ドル（約７５００円）も使って良いのだろうか？
今考えれば買っておけば良かったのだが、後悔先立たず。
おばさんのすすめを振り払ってホテルに帰った。
それでも「そんな物買ってどうするんだ」と周りに大受けだったのですが・・・^^;

楽しいナイトマーケット

大ぴらに海賊版を売っている香港だが、最近は取り締まりも厳しいそうだ。
そんな窮屈な思いをしなくても良いのがこのナイトマーケットなのだ。
海賊版、ブランド偽物など怪しい物が満載。
当然違法な店が多い。安易にカメラなどを構えるとトラブルになることもあるらしいので要注意。
観光情報誌ではかなり脅かしていたが、実際には親子連れやカップルなども多く、女性１人でなければ危険な事もないでしょう。

香港の街角

最終日、飛行機の時間までブラブラ街を探索する。
古いながらも高層建築が多い香港だが、街の中心地でも少し路地をのぞき込むと、生活感あふれる下町の雰囲気があふれている。

街の美観はあまり考えられていない。
広い壁があると一面にポスターが貼られるのだ。日本でいうとガード下のような雰囲気。
そこでとてもイカすポスターを発見した^^
香港で変わっているなと思った雑誌や写真集と書籍がきっちり区別されていること。
雑誌は街角の新聞屋で購入する物らしい（もちろんちゃんとした店もあるのだろうが・・・）
ちゃんとした大きな本屋さんに行っても趙薇の写真集は売っていませんでした。
　　　　　　　　
さて、とりあえず急ぎ足ですがとりあえず旅行記は終わりです。
香港にはまた明日にでも行きたいですね^^