ANAの機内食はイマイチ
今回で2回目の海外旅行・・・しかも航空会社はANA(全日空)である。
機内食の期待しないわけにはいかないだろう・・・
がしかし、ANAの機内食サービスはかなりがっかりさせるものだった。
メニューは選ぶことができない和食限定、しかもデザートなんてありゃしない。
一つ覚えの「そば」もやめて欲しい物だ。
飛行時間が短いせいもあって、ドリンクサービスもそこそこに免税品の販売に移ってしまった。
機内飲食サービスの満足度は、前回の香港旅行で利用したキャセイパシフィックを100とすれば、ANAは65くらい。
もう少しがんばって欲しいものである。
※ちなみに妹が利用したJALもひどい内容だったという。
豪華なケチんぼ旅行
さて、私は妹のツアーと発着時刻を合わせ、上海の浦東国際空港で簡単に落ち合う事ができた。しかし、ここからどうやってホテルに行くかが問題である。
妹たちは送迎付きのツアー、私は個人旅行である。
ホテルまで距離があるので、タクシー代も結構かかるらしい。
いろいろ考えたあげく、私は適当にごまかしてツアー客に紛れてホテル行きのバスに乗せてもらうことにした。現地の案内人が私の説明でどこまで事情を把握していたかは不明だが、特にとがめられることなく無料送迎バスを利用できたのである(笑)
今思うと、めちゃくちゃ図々しいヤツである(<今でなくても充分図々しいです--;)
ホテルに到着!
しかしこのホテルがすごい。
いやー、リッチリッチ~。
何つっても広い!
私が以前香港で泊まったホテルの2倍くらいの広さがある。
オマケに窓からの眺めも最高である。
私「やっぱ、ドキドキしたけど、このホテルにして良かったなぁ」
妹「ほんまほんま、これはええわ」
私「写真を撮っておこう」
豪華な作りの机の前で、ポーズをとって写真を数枚とった。
3人ともご機嫌である。
この後、とてもみっともない事件があるのだが・・・
このとき、それを知る由もない。
食い逃げと間違えられる--;
機内食をあてにして、ほとんど何も食べないでいた私たちは、ホテルに到着したとたんに空腹に見舞われた。
とりあえず腹ごしらえと、ホテルを出てすぐ脇にあるHardrockCafeに入った。
香港にもあった有名なお店だ。
本来、明るいうちに行くような店でもないのだが、姪がいるため軽く食事するつもりで店に入った。
この店の名物は大きなハンバーガーである。
とりあえずハンバーガーと、サンドウィッチを頼んだ。
とにかくでかい、そして高い(<値段は高級料理店並です--;)
とりあえず食べた、味はまぁまぁ良い。
さて、空腹も満たされたので席を立ち入口のレジに向かう。
伝票がないが、まぁいい。店の誰かが持ってくるだろう。
・・・しかしココには入口のレジなんてもともと存在しないのだ。
たしかに香港でもそうだった。テーブルにウエイトレスを呼びつけ、その場で精算するのが向こうのやり方なのだ。
入口でお金を払おうと「伝票はどこ?」「いくら払えば良いの?」と話していると、店の奥から3人のウェイトレスが血相を変えて飛んできた。
どうやら食い逃げだと思われたらしい^^;
大騒ぎになるところだったが、我々を日本人と知っていたためと、店員の一人が日本の習慣を心得ていたためか、特に大事にならずにすんだのだ。
空いていたからよかったようなものの、ちょっと恥ずかしかった。
しかし、後で妹に聞いたのだが、追いかけてきたウェイトレスはすごい形相をしていたらしい(笑)
トラベラーズチェックが換金できない!
まず、ホテル近くの中国銀行でトラベラーズチェックを換金しに行った。
中国銀行というのは大手の銀行で、日本でいう日銀のようなものだ(<ウソです--;)
本来ならホテルのカウンターで換金できるのだが、悲しくも私の名前は宿泊リストに載っていない。
このようにホテルのサービスを受けられないところが「こっそりお泊まり」の難点である。
銀行の窓口で早速署名を書き込んだのだが、窓口のお姉さんはパスポートを見せろと言う。
しかし、その時パスポートはホテルに置いてきていた。
パスポートがなければ換金できないと言う--;
仕方なく「明日もう一度来るか」と思ってその日は引き上げた。
ところがどっこい、翌日は土曜日でその銀行は休みだったのだ(涙)
トラベラーズチェックって、思ったより不便だ。
このおかげで、私は資金不足に悩むことになる・・・
私が買い物をした書店やレストランではカードが使えなかったことも理由の一つだ。
やっぱり最後にモノを言うのは現金なのだ。
趙薇のドリンク発見!
妹が洋服が買いたいというで、そういう店が集まっているというエリアに歩き出した。
しかし時間はすでに5時を回っており、あたりは薄暗くなり始めていた。
地図を片手に歩いていくと小さな書店を発見。
早速VCDの物色を始めた。
還珠格格(第二部)のニューパッケージ発見 値段は550元(7200円くらい)
写真集付きだが、高くてだれにも相手にされていないらしいらしく、上には埃が積もっていた。めちゃ高なので、今回は見送ることにする。
しばらく行くと、面白いバスを発見した。
電車のようにパンタグラフがついたバスである。
どのような仕組みかわからないが、ある程度の車線変更には追従できるようになっているらしい。排気ガスが出ないのでクリーンな交通機関である。
道路の上は電線だらけだが、ある意味では先進的かもしれない(笑)
散々迷ったあげく、ついに目的の場所に着いたのだが、時間が遅かった。
すでに店は畳まれており、何一つ見る物はなかった。
仕方なく来た道を戻ろうとすると、小さなお店でけんさんから聞いていた趙薇の乳酸菌飲料を見つけた。
乳酸菌飲料と聞いていたが、冷蔵庫にも入っておらず品質が若干心配である。
しかし、中国であまり細かいことをいっていては何も買えはしないのだ。
還珠格格カードが封入されていることを確認し、とりあえず1つ(6本入り)を購入。
金額は5元5角であった。
この還珠格格カードであるが、写真の部分は非常に小さく、ホログラム処理がされている。
香港で買った還珠格格カードもホログラム印刷されていた。
中国人はキラキラする物が好きなのだろうか?
男の一人歩きは人気者?(<いいえ、カモです^^;)
妹のツアーには到着日の夜の食事がついている。
3歳の姪の分も一人前の食事が出るので、私がかわりに食べることにした(極悪^^;)
まぁまぁの味とボリュームで私も満足。
食事が終わると、もう9時を回ろうとしている。
妹たちは風呂にはいるというので、私はまだ開いている書店はないかと、フラフラとホテルの外に散歩に出かけた。一人で南京路を東に向かって歩き出すと・・・
来るわ来るわ、客引きのお兄さん達が^^;
ホテルを一歩出たらいきなり3人くらいの男が声をかけてきた。
何を言っているかわからないので、手で遮って興味の無いそぶりをするが、ひたすらついてくる(かなりしつこいです^^;)
結局2時間くらい歩いたのだが、その間に20人くらいの人に声をかけられた。
みんな生活かかってるんだよね・・・
でも身ぐるみはがれるのはごめんです^^;
部屋に帰って私も風呂に入る。
すばらしい。
冬場なのに、熱いお湯がたくさん出るのだ(笑)
浴槽もゆったりしていてとても幸せな気分♪
とりあえず明日の計画を立てることにした。
地図でどこに行くかくらいは確認しておかないと、今日のようにつまらない目に会うのだ。
明日は自由市場を中心に衣料街、アンティーク街、豫園、時間があればバンドまで足をのばす予定である。
つづく・・・
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