「還珠格格」全話解説

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第17集

路傍の乞食の少年は、訳がわからないまま小燕子が何回も投げた鞠を受け取ってしまった。婿をとろうとしていた金持ちは、すぐに拒み、鞠を回収した。小燕子は気がふさぐ。乾隆は乞食の少年が、話してみるととてもあかぬけているので、詳しく問うと、おちぶれた文人であることがわかった。そこで、乾隆は名をだし、金持ちに少年を受け入れさせ、この事件は終わる。しかし、小燕子はむやみに騒いで永hに鞠を投げてしまったことで、永hを怒らせてしまう。永hはひそかにずっと小燕子のことが好きで、近頃は、彼女が君主をあざむていることを心配し、解決したかった。小燕子はあのように態度を察するという事が出来ないので、永hは彼女に対してはっきりと愛情をしめした。小燕子は、永hの誠意ある告白を受けてもはっきりしない。しかし現在の、自分と永hが兄弟という立場であるのを思い、乾隆に真相をうちあける時期をただ待つのであった。一行は非常に愉快に行幸し、小燕子と紫薇はさらに乾隆に可愛がられるようになった。小燕子と紫薇は心をつくして乾隆に仕え、とりわけ紫薇は細心の注意をはらっってそばに仕えた。そんな中、紀暁嵐は、このように優れている紫薇をすぐに後宮にいれるべきだと訴えるのであった。

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