「還珠格格」全話解説

第１８集

永�h、爾康は眠りからさめた乾隆が、無意識に紫薇の手を握っているのを見てしまい、とても驚き、急いで部屋を出る。心の中では、乾隆が紫薇に対して恋愛感情を抱いたのではないかと恐れた。爾康は部屋に突進し、乾隆に真相をうちあけたかったが、永�hが制止する。後から来た紫薇も爾康に言う。自分が、乾隆の夏雨荷に対する印象を呼び起こすことに成功し、もう少し経てば、乾隆に自分の身分をうちあけられるであろうということを。爾康のいらだちも少しおさまった。一行は少し落ち着きを取り戻し、さらに行幸する。道中、身売りをしている女性、採蓮に出会う。彼女は、悪い地主の被害を受けていた。小燕子は、なんの考えもなしに、これに勇敢にたちむかい、採蓮を助ける。永�hは採蓮が一人きりで、身よりがないのを見て、採蓮にいくらかの銀貨を渡した。採蓮は、北京まで親族をたずねに行くつもりであったが、永�h達の後をついてきてしまう。永�hはその様子を見て絶えられず、しばし採蓮を引きとることにする。そのため、小燕子の嫉妬は爆発するのであった。小燕子は、平素から言葉や態度が荒荒しいので、どうしても恥ずかしくて永�hに自分の気持ちを説明できない。永�hに対して言う言葉は皮肉ばかりである。幼少より、寵愛を受けてきた永�hは、小燕子がくってかかるのに我慢ができず、喧嘩になってしまう。これより、２人の間には冷戦が始まってしまう。小燕子は心を痛め、絶えられずに涙を流してしまう。それをみて、永�hは後悔してやまない。ちょうど永�hが小燕子に謝ろうとした時、小燕子は馬に乗り、飛ぶように走り去ってしまうのだった。