福倫(爾康の父親)は「平民の身分の紫薇を娶れないので、あまり紫薇と近づきすぎるな」と爾康をさとす。しかしそのことで爾康と激しく口論となり、福家の父母は悩んでしまう。福晋は紫薇に向かって、丁寧に大義をもって悟した。紫薇は福晋の意を察し、福家を離れることを決心する。爾康は紫薇が去ったのを知った後、心配し四方を探したがみつからない。ありとあらゆる苦労を通って、宮廷を抜け出した小燕子は柳青と柳紅と話し、紫薇の居場所が明らかになる。思い当たるところがあり、爾康はついに紫薇を探しだした。2人はあたかもずっと長い間離れていたように、 爾康は自分の気持ちを告白し、紫薇も自分の感情を隠せず爾康の気持ちを受け止める。けれども、爾康の心の中には、ある考えがあった。爾康は、紫薇を宮廷の中に送り込むという考えを申し出る。みんな非常に驚いたが、爾康は乾隆に紫薇を認めさせ、心から紫薇を好むようにし、小燕子と紫薇がいっしょに生きていけるようにと考えていた。 |