「還珠格格」全話解説

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第12集

皇后の今回の漱芳斎への訪問は、紫薇と金瑣に怪しみをもったからである。皇后は、小燕子に威勢を示し、紫薇の言葉の矛盾に乗じて思い切り紫薇の頬を打った。この事は小燕子を怒らせ、爾康は悲しむ。みんな耐えられず、皇后との間に再び対立が起こったが、幸いにも紫薇が自ら仲裁することで止んだ。みんなは、皇后がまた乾隆にいいつけるのではと心配する。そこで、機先を制することにした。小燕子に漱芳斎で騒がせ、首をつるように見せかけ、乾隆を心配させた後、さらに機会をうかがって、皇帝の注意を紫薇に惹かせようとするつもりであった。しかし、聡明な乾隆は一目でみんなのもくろみを見破ってしまう。みんなの皇后に対する不敬は追求しなかったが、小燕子に“礼記礼運篇”を百編写し取り、その含んでいる意味を説明させるという罰を下した。小燕子は悲鳴をあげたが、みんなの助けのもと、ついに難関を越える。小燕子はやたら、紫薇の長所や短所を口に出し、ついに乾隆の注意をひかせた。皇后は、乾隆のところへ行き、先日発生した漱芳斎でのことを言い、小燕子と永h、爾康が言っていた噂話で乾隆の注意をひこうとした。しかし、乾隆は全く気にせず、皇后は小燕子と紫薇との関係にますます疑いを抱くのであった。

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