「還珠格格」全話解説

第１９集

小燕子は採蓮のことで永�hともめごとを起こし、馬に乗っている際にも永�hと口論になり、不注意にも落馬してしまった。永�hは、はなはだ心配し、小燕子に自分の気持ちをはっきりと表した。小燕子も気持ちが抑え切れなくなり、永�hとの誤解を解き仲直りする。こうして、このいざこざはおさまったのであった。一行が河辺を通過している時、思いがけなく老人が詩を吟じながら難癖をつけているのに出会う。乾隆は紫薇に命じて詩を作らせ、紫薇も、みなの期待を裏切ることなく見事に使命を達成する。このようにして、乾隆の深い愛情を獲得し、紫薇の地位もだんだん変化していくのであった。ある日、一行がそれぞれ分かれて、人混みで混雑している市場の中を見てまわっている時、紫薇と乾隆は茶などを売っている老夫婦に出会った。突然、彼らは、あらかじめ隠していた短刀を抜き出し、乾隆に襲いかかった。一瞬の間に、市場の中の民衆が刺客となり、乾隆に襲いかかる。紫薇は状況が差し迫っているのを見て、自分の体も顧ず、乾隆に替わって一刀をうけてしまう。紫薇の痩せて弱々しい体は、これになんとか耐えたが、すぐに気を失ってしまう。乾隆はこれを見て驚き、爾康はいてもたってもいられない。急いで医者を呼び紫薇の治療にあたらせた。紫薇は自分の命が危ないこの機会を利用して、（皇帝を欺く大罪を犯している）小燕子のために、見事に皇帝から特赦令取り付けるのであった。爾康は、今回の乾隆の、紫薇に対する細心の加護を見て、驚き、決心を固めた。紫薇の体がよくなるのを待ち、紫薇を連れて、この忌まわしい土地から早く離れなくてはならないと・・・