紫薇と爾康は大雑院に帰ったが、紫薇は柳青が意気消沈しているのを見て、柳青と話をした。しかし、そこで爾康は柳青に嫉妬心がわき、決心を固めた。爾康は紫薇に向かって、どんな苦難があっても必ず紫薇を娶る決心でいる、と紫薇に伝えた。しかし、紫薇は爾康の立場や、自身をとりまく様々な困難についての憂いをうち明けるのであった。紫薇は小燕子に絵を送り、親に承認してもらうのを放棄することを告げた。小燕子は驚き、紫薇の立場を奪いたいとは思わず、すぐに紫薇と面と向かってはっきりと話しあいたいと思った。永hと爾康は、「深夜に永hが宦官に変装した小燕子を連れ出し、宮廷を抜け出す」という計画を立てた。 紫薇と小燕子はついに再会し、2人は泣きじゃくる。紫薇は小燕子の怪我を心配し、小燕子は心から悔やむ。金瑣も小燕子を許すことにし、小燕子の傷の面倒を看る。小燕子は感動してやまない。思いがけなく同じ時、漱芳斎の突然明かりが灯る。それは、乾隆と令妃の突然の来訪であった。
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